長年使っていたNIKONの宝石鑑定用ルーペを新しく買い換えたので、レビューを書いていきたいと思います。私は主に精密部品の表面検査で使用していますが、宝石鑑定ルーペは、宝石鑑定はもちろん、小さな部品などを見る必要がある方にもおすすめできます。
購入のきっかけとルーペの到着まで
ネットで色々探していたところ、Amazonで約6,000円という手頃な価格を見つけました。注文してから数日でメール便で到着。ただし、ケースは付属していなかったので、その点は少し残念でした。箱に入っているだけの状態で届きました。
NIKONの宝石鑑定用ルーペ10倍のスペックは?
まずは基本的なスペックから紹介します。
- レンズ有効径:13mm
- 焦点距離:25mm
- 倍率:10倍(±1%)
- レンズ材質:光学ガラス(3枚貼り合わせ)
- サイズ:42×24×16mm(レンズ収納時)
- 重さ:たったの15g!
正直、想像していたよりもかなり小さかったです。私は手が平均的な大きさなのでなんとか使えていますが、手の大きな方は少し持ちづらいかもしれません。
実際に使ってみた感想
レンズの品質について
NIKONのレンズ、さすがだなぁと感じました。13mmと小さめですが、3枚貼り合わせのレンズで画質は抜群です。実は興味本位で顕微鏡を使って焦点距離を測ってみたんですが、ぴったり25mmありました!
他メーカーのルーペだと、表記は10倍でも実際は9倍とか9.5倍くらいのものが多いんです。でもこのNIKONは本当に10倍で、さすが老舗メーカーだなと感心しました。
しかし、ルーペですのでそこまでの倍率精度はもとめません。実倍で9倍以上なら問題ないと思います。
気になった点
正直言うと、本体がプラスチック製なので少し安っぽく感じました。届いた時点で既に小さな傷も付いていて、ここは少し残念。でも、軽いのは作業する時には助かります。
レンズは確かに13mmと小さめ。最初は「え、こんなに小さかったけ!?」と思いましたが、使っているうちに慣れてきました。周辺部の見え方も中心部とそれほど変わらないので、実用には全く問題ありません。
うれしかった点
ネックストラップが付けられるのが地味に便利です。ストラップを通す穴も大きめで、取り付けやすいのがポイント高いです。
まとめ:結局のところどうなの?
実は、ルーペって意外と規格がゆるくて、ネットで見かける製品の中には倍率があやふやなものも多いんです。その点、NIKONのような有名メーカーの製品は安心感があります。
確かに本体は小さめで、レンズ径も13mmしかありません。でも、実際に使ってみると、その小ささが逆に使いやすかったりします。宝石鑑定の世界では絶大な人気を誇るこのルーペ、納得の使い心地でした。
ちなみに、私のように精密部品の検査で使う場合も、コンパクトで持ち運びやすい点は大きなメリットです。6,000円という価格を考えると、十分すぎるほどの性能だと思います。
もし精密な作業用のルーペを探しているなら、多少値は張りますが、ちゃんとした光学機器メーカーの製品を選ぶことをおすすめします。安物買いの銭失いって言葉がありますが、道具は良いものを選びたいですよね。
これからもこのルーペと一緒に、細かな作業に励んでいきたいと思います!また何か気づいた点があれば、追記していきます。
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