鉱物・金属部品検査で使ってわかった本音レビュー
「宝石鑑定用ルーペ」と聞くと、多くの人はジュエリーショップや鑑定士が使う専門的な道具を思い浮かべるでしょう。
しかし実際に使ってみると、このルーペは宝石鑑定だけでなく、植物観察、鉱物観察や金属部品の検査といった工業的・実務的な用途にも非常に向いていることがわかります。
私は現在、宝石鑑定用として販売されているルーペを、鉱物の観察や金属部品の検査に日常的に使用しています。きっかけは「手軽に、かつ高精細に観察できるルーペが欲しい」という、単純な理由でした。
ルーペの有名メーカーはNIKON(ニコン)とCARTON(カートン)
宝石鑑定用ルーペでまず名前が挙がるのが、NIKON(ニコン)とCARTON(カートン)です。どちらも日本メーカーで、光学品質には定評があります。
実際にニコンのルーペも試しましたが、個人的には本体とレンズがかなり小さく、長時間の検査作業では少し扱いづらいと感じました。精密ではあるものの、私の用途では「持ちやすさ」や「安定感」がもう少し欲しかったのです。
ニコンの宝石鑑定用ルーペ10倍。 品質はいいが、本体が小さい。
左のカートン製はアルミ製でニコンよりもレンズも本体も大きい。ニコン製は、本体はプラスチック製でカートン製よりも軽くレンズも小さい。
そこで現在メインで使っているのが、CARTON(カートン)の「カリナンプロ」と、最近購入したLED/UVライト付きルーペです。
CARTON(カートン)カリナンプロは部品検査にも最適
CARTONの宝石鑑定用ルーペは、部品検査との相性が非常に良いと感じています。倍率は定番の10倍。この倍率は、宝石鑑定だけでなく、金属部品の表面状態や微細な傷、加工精度を確認するのにちょうどよいバランスです。
本体はアルミ製で黒梨地塗装。質感がいい。
レンズ径も程よく大きく明かるので見やすいです。また、本体がしっかりしていて持ちやすく、検査中に手元が安定します。
私のように手が大きい人には、大きなルーペが使いやすい。
カリナンプロのボディはアルミ製。手に取った瞬間にわかる適度な重量感があり、安っぽさはまったくありません。持ち心地がよく、道具としての信頼感があります。
本体は、梨地塗装されており、指紋が目立ちにくく、作業中に気になりません。
レンズはトリプレット(3枚貼り合わせ)構成で、色にじみや歪みが少なく、非常にクリア。細部までしっかり観察できます。
LED+UV付きルーペという選択肢
もう一つ、最近よく使っているのがLEDライトとUVライトを搭載したルーペです。こちらはカリナンプロよりもレンズ径がやや大きく、明るさという点では非常に優秀です。
LED照明のおかげで、照明環境に左右されず安定した観察ができ、暗い場所でも対象物が良く見えます。UVライトは宝石鑑定用途が主ですが、素材確認や異物検査など、意外な場面で役立つこともあるようですが、私は使っていません。
LEDの点灯は赤いスイッチを押します。LEDとUVライトの切替もできます。
LR44ボタン電池3個用意しなければなりません。
UVライト付きです。自分は使わないけど。
このルーペは、時計系YouTubeでたまたま見かけ、少し高価でしたがAmazonで購入しました。結果としては、十分に満足できる買い物でした。
日本メーカーならCARTON(カートン)がおすすめ
このジャンルのルーペで日本メーカー製にこだわるなら、やはりCARTON(カートン)は外せません。品数もまあまあ豊富で、好みに応じて選べる点は大きな強みです。品質も安定しており、「仕事で使う道具」として安心して勧められます。
実際、同僚から「良いルーペを探している」と相談されたときには、CARTON(カートン)のルーペをおすすめすることが多いです。宝石鑑定用として設計された精度の高さは、そのまま検査用途にもおすすめです。
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