このページでは、日本国内と海外のルーペメーカーをまとめています。
海外のルーペメーカー
光学機器のパイオニアはやはりドイツです。このページで紹介するメーカーは業界では世界的に有名ブランドになります。
特徴としては、センスがよいデザインと一般ユーザー向けよりも、弱視など目の障害がある方向けの商品が多く揃えているところです。
エッシェンバッハ(ESCHENBACH)
1913年にドイツのニュールンベルグ市に設立された光学機器メーカーです。
ESCHENBACHブランドの弱視向けの倍率が高いルーペや検査用のルーペ、双眼鏡、オペラグラスなど幅広いルーペを製造している老舗メーカーです。日本法人があります。
カール ツァイス(CARL ZEISS)
説明不要のドイツの有名高級光学機器メーカーです。顕微鏡、天体望遠鏡、双眼鏡、ルーペを販売しています。ここも日本法人があります。ただ値段がかなり高いです。
シュバイツァー(SCHWEIZER)
この会社もドイツのニュールンベルグ市にある光学機器のメーカーです。ルーペについては、弱視向けの高倍率ルーペ、LED付きのルーペを中心に販売しています。日本法人はなく、有名デパートの眼鏡店などで購入できます。
コイル(COIL)
イギリスの光学機器メーカーです。弱視者用ルーペの種類が豊富です。日本法人はなく、有名デパートの眼鏡店またはネットショップで購入できます。
日本の主なルーペメーカー
日本のメーカーは、ホームページを見る限り、ドイツなどヨーロッパ製とは違い、読書用や検査用などのルーペに力を入れている印象があります。
神田通信工業
テレビコマーシャルで有名なハズキルーペを製造販売している企業です。医療機器、産業機器、音響機器、金型メーカーでもあります。
池田レンズ工業
大阪のルーペメーカーで、種類も豊富です。ルーペハウスというネットショップを運営しています。ここでヘッドルーペを購入したことがあります。
カートン光学(ブランド:CARTON)
光学機器の総合メーカーです。ホームページを見ると現在は顕微鏡が主力のような気がします。ルーペも種類が豊富です。宝石鑑定用のルーペは持っていますが、品質は非常に良いです。
京葉光器(ブランド:LEAF)
千葉県のルーペメーカーです。ホームページを見ますと個性的なルーペを販売されています。鑑定用ルーペや検査用ルーペの種類が豊富です。
テラサキ
ヘッドルーペや読書用のルーペなど種類が豊富です。以前、有名百貨店で見たときは、シートルーペ(フレンネルレンズ)の品質は海外のメーカーも含めて、他社とは比べ物にならないくらい良かったです。ルーペ本体のデザインは女性向けが多いですが、他社に比べると優れています。現在は、ルーペなどの製造はやめたようです。販売はまだされているようですね。
東海産業(ブランド:PEAK)
PEAKブランドのルーペを製造しているメーカーです。種類は他社よりも豊富で主に検査用のルーペや特殊なルーペを販売しています。PEAKは、業界では有名ブランドです。私は、スケールルーペ10倍を今でも使っています。
ニコン(ブランド:NIKON)
ご存知のようにカメラ、望遠鏡、双眼鏡、顕微鏡など多くの大手光学機器メーカーです。ルーペについては、ペンダントタイプのルーペなど高品質なルーペを販売されています。壊れて処分しましたが、宝石鑑定用ルーペ10倍を持っていました。
ビクセン(ブランド:VIXEN)
光学機器に総合メーカーです。主力商品は、ホームページを見ると望遠鏡、双眼鏡のようです。ルーペについては、池田レンズの商品を含め、読書用、検査用など一般的なルーペを販売しています。
これからルーペの購入をお考えの方に
ルーペは、100円ショップ、スーパー、百貨店、ネットショップなどで購入することができます。ただ、安いルーペはそれなりの品質のものが多いのが事実です。何個か買ったことがありますが、表記している倍率もいい加減なものが多いです。
個人的には、長く使用する場合や目の負担を考えると値段が高くてもしっかりとした品質のルーペをおすすめします。ルーペを買う場合は、海外または国内の光学機器メーカーのルーペをおすすめします。やはり、光学機器メーカーですので、はずれは少ないと思います。
最近ではamazonなどのネットショップでも気軽にルーペを購入することができます。
ただ、いろいろなルーペを見比べたいという方は、百貨店、ルーペ専門店、眼鏡店、文具店、東急ハンズなどで実際に商品を見てご購入されたほうが、類似商品と比較することもできますので、目的にあった商品を探すことができます。